経営改善計画書に基づき借入金の返済を1年ストップ。
その間に会社の体質改善を実現！

当社は、売上低迷で資金繰りが厳しく、短期的な売上確保や入金を優先して採算性後回しの受注をしていたため、益々経営悪化のスパイラルに陥っていた。

1. まずは金融機関の返済をストップし、社長が資金繰りから解放され経営に専念できるよう金融機関と交渉。
2. 取引先の選別と原価管理徹底を中心に助言をして、それを経営改善計画書としてまとめ金融機関に対し3年間の返済額軽減を取り付けた。さらに実行をサポートすることにより翌年には見事1,000万円以上の利益を達成！
   その後も順調に改善を進めている。

品質向上の社内体制を構築、取引先の信頼を回復しながら
資金繰りを改善、更に販路拡大を実現

元請けから品質低下のクレームが続いていたが、長年の取引先であるため危機感がなく、また社長が資金繰りに追われて、加工品質低下への対策が講じられなかったために、取引停止の通告を受ける一歩手前だった。

1. その状況を察知し、他県にある元請へ社長と共に同行し、品質向上や経営改善を確約して取引の維持を図った。
2. 金融機関にはこれらの経営改善策を計画書として提出して返済をストップ、さらに他行から設備投資の融資を調達した。
3. 受け身体質から脱皮し、営業活動や自社企画製品の開発に取り組んだ結果、販路の多角化も実現している。